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京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

医師の進路決定 〇〇科に進む人は優秀/劣等生 ?

皆さん、こんばんは。

Dr.Koba です。

 

意外によく聞かれる質問なんですが、

〇〇科に進む人は優秀/ばか なの?

という疑問があるかと思います。

 

ここでの進路決定とは

どの科に進むか、ということであり

どの病院で勤務するかではない、ということです。

 

 答えですが

全くありません、はい。

 

基本的に大学卒業後は

自分がやりたい科を選べます。

理由はみんなそれぞれで

家族がその科の病気にかかったので治したいという素晴らしい理由から

その分野に興味がある親が開業しているため部活の先輩の勧誘、説明会の飲み会で勢いで、大学病院での力関係・充実している・有名な教授がいる、忙しいか忙しくないか給料

など様々です。

基本的に研修医以外ではよほどの人気病院でない限り人手は足りていないので、売り手市場です。

 

僕が泌尿器科医になった理由は

男性特有の病気(おちんちんや金玉)に純粋に興味があったて悩んでいる人を治したいと思った

からです。

割と理由としては真っ当です。分野が変わっているだけで笑

 

実際、あまりのストレスからEDになったことがありますけど、本当に辛いです。

男として全否定された気持ちになります。。。

EDに限らず、おちんちんやたまたまの相談ってしにくいんです。

そういう方達の助けになればな、と今でも思っています(真面目)。

 

この分野はとっても悩んでいる人が多いのに、専門にする人がいないんです。

僕も泌尿器科になってはみたものの、この分野を専門にするところがなく勉強ができないということに気づきました。

泌尿器科医でも、男性ホルモンや射精障害・ED・男性不妊に対しては知識が十分とは言えないのが現状です。

泌尿器科の花形はがん診療なんですね。

腎臓がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん、陰茎がん、などがあります。

それについで、排尿障害(前立腺肥大症など)、尿管結石、と続きます。

男性ホルモンなんて、とってもニッチな分野です。

 

大学病院でも男性医学を学べるところは少ないんです。

当時所属していた病院では男性医学が学べないので、僕も意を決してある所へ学びに行ったのですが、人生なかなかうまく行きません。

この件については後日述べたいと思います。

 

さて、医学部卒業後の進路決定ですが

基本的に行きたい科に進むことができます。自由なんです。

 

ちなみに

泌尿器科医になる!

と親に告げたときは

 

なんで泌尿器科医なん??

 

と言われました。

まぁ、当然ですよね笑

僕が親でも なんでそれ選ぶ? と聞きます笑

 

時々患者さんが

脳外科に行くとえらい、とか小児科に行くと落ちこぼれ

ということを言っていますが

そんなことは一切ありません。

 

どの科にも優秀な人、成績不良な人、いけます。

学生時代勉強の成績が良くなくても、医師になってすごい人もたくさんいます

 

医師としての実力に学歴もあんまり関係ありませんが、あります

世間の学歴と同じような感じですね。

 

大事なことなのでもう一度言っておきますが

医師の進路に成績は関係ありません!