皆さん、こんばんは。
Dr.Koba です。
少しずつこのブログも見てくれる人が増えてきてくれて、嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
近年、マラソンがブームでよくSNSでもフルマラソンに参加している投稿をみかけます。
強く言いたいですが
フルマラソンとはしっかりとした練習を積んだアスリートが参加するものであり
素人が安易に参加してはなりません。
マラソンの心停止の報告は多く
1992年〜2011年8月までの間に開催された国内のマラソン大会で、127名のランナーに心臓が止まってしまうという事故が起きているとのことです。
http://www.uro-gyn.net/run.html
男性のガソリンとも言える
男性ホルモン(テストステロン)は
走りすぎると低値になり、男性更年期障害であるLOH症候群やEDのリスクになります。
また普段からED気味の人は、血管病変のリスクがあることから心停止のリスクが高まります。
EDは心筋梗塞の前触れとも言われ、前に僕の記事でも紹介しています。
月間200キロ以上の走行は男性ホルモンの低下を招き、フルマラソンは男性ホルモンを使い尽くすそうです。
https://dot.asahi.com/wa/2017051200067.html?page=2
奥井先生は運動誘発性低テストステロン症という概念を打ち立てた、
とても独創的で興味深いことをしておられる先生です。
いつかお話ししてみたいと思ってます。
何事もやり過ぎは体に害を及ぼします。
安易なフルマラソン参加にはご注意くださいませ。
しっかりと訓練を積んだ方のマラソンを否定しているわけではありませんので悪しからず。
ダイエットにはスロージョギングと筋トレ、食事制限が王道です!
Dr.Koba