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京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

膣内射精障害と不妊治療

膣内射精障害とは文字通り膣の中で射精できない状態のことです

わかりやすく言うと、女性のナカでイケナイ 状態で近年非常に増えています

 

主な原因は男性側にあることが多く

オナニーや性癖が原因にあることが多いです

 

床におちんちんを擦り付けてオナニーする床オナ

強すぎるグリップによるハードグリップオナニー

足をピンとしないといけない足ピン法などなど

 

このようなオナニーをしているとセックスで射精できなくなる

膣内射精障害になってしまうことがあります

 

しかしながら診療していると必ずしも原因はそればかりではありません

男性不妊診療もしていたため、男性側に問題がある場合夫婦でのカウンセリングを行うことがあります

 

妊活をしている方の膣内射精障害はご夫婦で受診されることも多いです

 

旦那(彼、主人、夫、呼び方は様々ですが)がイケナイ

と奥様は訴えます

 

膣内射精障害として、TENGAリハ!ですね

 

これはダメです

膣内射精障害にも様々な原因があるので

しっかりとした問診(話を聞くこと)が大事です

 

旦那さんから話を聴くと

排卵日前後

妊娠するためだけの機械的なセックス

気分が盛り上がらない

 

とのこと

これ、非常に多いんです

 

同様の理由で原因でEDになってしまう殿方も少なくありません(排卵日ED、妊活EDと呼ばれます)

 

子供が欲しいのはわかります

しかしながら、セックスが生殖行為目的だけでは男の気分は盛り上がらないと言うのも

女性の皆様には

理解してもらいたいです

 

射精できなくて怒られ、セックス自体が嫌になりEDになる殿方もいます

そして、排卵日前後に意図的に仕事や飲み会を入れて夫婦関係がギクシャクすることもよく見かけるケースです

 

セックスは生殖行為として子作り を担うものですが

夫婦のコミュニケーションツールとしても大きな役割を果たします。

 

膣内射精障害=間違ったオナニー

ではありませんし

膣内射精障害=TENGAリハ

でもありません

 

男性はとってもデリケートで精神的に脆い生き物です

背景をしっかりとカウンセリングすることが大事です

 

夫婦でお互いを思いやり、楽しいセックスライフ・妊活を送っていただきたいものです

 

妊活する際にもコミュニケーションはしっかりと夫婦でとってください