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京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

EDは労働生産性を低下させる?

いつの時代もEDはミドルエイジの殿方を悩ませます

 

EDをきたすということは

勃起する力が衰えているということ

加齢性の変化といえばそれまでですが、できるだけ健康的に若々しくいたいと思う方も多いはず!

 

EDになるということは

男性ホルモン(テストステロン)の低下

勃起するための血管機能の低下

が考えられます

 

男性ホルモンは加齢により低下するだけでなくストレスによっても低下してしまいます

ストレスとは精神的なものだけでなく睡眠不足や過労なども含まれます

 

勃起はおちんちんにある陰茎海綿体に血液が流入することにより成し遂げられます

その血管は1−2mmと細く、動脈硬化などで血管の径が細くなると勃起が起こりにくくなります

糖尿病などの生活習慣病は大敵です

 

EDがある人は心筋梗塞脳梗塞が起こる確率が高いことも報告されています

 

たかがEDされどED

 

いつまでも健やかに勃起できるということは、心身ともに健康的でなければ成し遂げられません!

 

さて今回の研究についてです

www.ncbi.nlm.nih.gov

Brazil, China, France, Germany, Italy, Spain, the UK and the US.

ブラジル、中国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、アメリ

の8カ国

40~70歳の男性5万2,697人について、EDによる労働生産性への影響を検討しています

 

ED罹患率は49.7%

最も高いED罹患率の国はイタリアで54.7%

EDの有無で比較を行うと

仕事の欠勤率が7.1%対3.2%

就労中の障害が22.5%対10.1%

労働生産性障害が24.8%対11.2%

活動性障害が28.6%対14.5%

いずれもED有病者で多く、有意差も認められたとのこと(全てP<0.001)

 

さらに

EDの重症度が上がっていくと労働や日常生活の影響度も上昇したとのこと

 

EDになるということは精神的・身体的にダメージが蓄積されているということです

セックス・オナニーを必ずしもしなくていいですが

勃起させるだけの潜在的な力は持っておきましょう

 

勃起するということはそれだけ男性ホルモンがあり血管の力もある

ということです

EDという状態は自分のベストパフォーマンスを出せない状況にある

ということの裏返しでもあると言って過言ではありません

 

心身ともに整えて勃起させて仕事もプライベートも充実させましょう!!