皆さん、こんにちは。
Dr.Koba です。
連日暑いですね。
僕が勤務する京都ルネス病院でも、非常に多くの方が熱中症で倒れて運び込まれてきます。
自分は大丈夫と思わず、しっかりと水分補給と涼しいところでの休憩をしましょう!
涼しくなるように夏恒例の怖い話。
今日は不安で眠れない!?危険なオナニーとは!?
について書こうと思います。
①尿道オナニー
有名な危険系オナニーの1つ。
人間の穴というのは出し入れするとわりと気持ちよくなるようにできています。
気持ちよくないとその穴を使わないからなんでしょうね。
耳の穴 耳掃除は気持ちいですね!
鼻の穴 使うと実は気持ちいいです。
口 言わずもがな。
肛門 わかりますよね。
膣 文言不要
そう!人類の穴にもう一つあり
尿道です。
オシッコを出すときは気持ちいですね。射精するときも気持ちいです。
尿道から出すことは気持ちいのですが、危険な訓練を積むと入れても気持ちよくなります。
尿道に異物を入れる行為は
尿道オナニーとして知る人ぞ知る、やる人ぞやる、オナニーなのです。
文献によれば使用するものとして多いもので
鉛筆、待ち針、電池、などが多いそうです。
症例提示
オシッコがでにくい、ということで泌尿器科を受診した男性。
膀胱がパンパンでオシッコがほとんど出せていない状態でした。
この状態はおかしいと思い、膀胱尿道鏡(オシッコの通り道を見るカメラのこと)をしたところ
金属のようです。
レントゲンを撮影するとオシッコの通り道に何かあります。
当初患者さんは何も言ってくれませんでしたが、教えて頂けました。
単三電池であると。
性的なことで楽しんでいたら入ってしまい、取れなくなってしまった。
恥ずかしくてこれず3ヶ月くらい放置していたとのこと。
しばらくすると排尿時に激痛、さらには出なくなったので受診したとのこと。
電池があった場所はかなり痛んでおり、早急な摘出が必要でしたがどうしてもカメラの器具ではつまむことができませんでしたので緊急手術です。
一旦膀胱まで電池を押し入れて、膀胱を切って摘出しました。
その後も、電池があった部位の狭窄がきてオシッコが出にくくなったり、なかなか炎症反応が下がらなかったりと大変でした。
皆さん尿道オナニーはしないように!
もししてしまっていて、取れなくなった場合は速やかに泌尿器科を受診するようにしてください!!
過去記事も参照してください!
②勃起補助リング補助下オナニー
皆さんは
勃起補助リングをご存知ですか?
これはペニスの根元締め付けるリングをつけて血液をペニスに溜め込むようにして、勃起を補助するというものです。
正しく使えば結構いい働きをしてくれるいいものなんですが
これをつけてオナニーをして寝てしまったんです。
すると血液がペニスにまわらずに血流障害を起こしてしまいます。
簡単に言えば腐ってしまう、ということです。
どす黒く腫れたオチンチンですが、恥ずかしくて病院を受診することができなかったそうです。
残念ながら、保存することができず腐った部分を切断することになってしまいました。
非常に怖いです。
速やかに病院を受診して入ればなんとかなったかもしれません。
恥ずかしがらずに早期の病院受診をお勧めします!
③注入系オナニー
オナニーと言っていいかわかりませんが
昆虫とかの餌のゼリー
これをなぜか自分で注射器を購入しペニスに打つ
という患者さんに出会ったことがあります。
理由は教えてくれませんでした。
不潔なものを注射するので、赤く腫れ上がり痛みを伴っていました。
綺麗に元どおりに治してくれ、というのですがそれは難しいということを伝えると
ならいい!と帰っていきました。
その後が気になります。
世の中には本当に危険なオナニーがありふれています。
床オナなんかも膣内射精障害を来すので危険なオナニーといえばそうなのですが
身体に危害を及ぼすオナニーはまた別格ですね!
多少チャレンジするのは構いませんが、身体を大事にオナニーライフを楽しんでください!
Dr.Koba