生涯現役!オトコ塾!!

京都ルネス病院メンズヘルス外来 診療中 泌尿器科専門医であり、メンズヘルスケアをライフワークとするDr.Kobaが、いつまでもカッコよく元気で過ごすため秘訣を伝授!

EDは特別なことじゃない

皆さん、こんにちは。

Dr.Koba です。

 

EDとは

Erectile Dysfunctionの略で

日本語では勃起障害といいます。

 

EDはもう一般用語としても通用するほど浸透していますね。

 

EDはお年寄りのイメージがありますが

各年代で問題になる男につきまとう身近なものです。

 

衰えてきたから、というものでもないんですね。

 

まず出会うのが童貞を卒業するとき

勃起にはある程度のリラックスが必要で

勃起はリラックスしたときに活動がます副交換神経によるものなんです。

なので過度の緊張があると、勃起しにくくなるのです。

 

まずここでEDに直面します。

なかなか勃たない、挿入しようとすると萎える、中折れする

などです。

実は僕もそうでしたね。笑

懐かしいです。

 

それをクリアすると余談ですが

猿のようにセックスする時期がきます。

覚えたての頃は時間があればセックスをしていたのではないでしょうか。

これも懐かしいです笑

 

そして時は経て

社会人になると

運動不足から太ります。

生活習慣病の前段階ですね。

部活動やサークルをしていた人にありがちですね。

まだ若さがあるので気にならない方もいますが

だんだん体は傷んできます。

20代はまだ男性ホルモンも豊富で血管も維持できているので問題にならないかもしれませんが、不摂生はどちらも低下させます。

 

このような生活をつづけていると

早い人で20代後半

30代で時々勃ちが悪くなってきます。

 

不摂生、仕事・プライベートでのストレスなど

現代の30代の方は過酷な状況です。

 

不摂生から糖尿病になり勃起障害となる若い方

実は少なくないんですね。

 

広告業界、夜の仕事などはよくみかけます。

 

働く細胞 というのが話題ですが

とってもいい本ですね。

特に black編がいいです。

 

糖尿病は血管がボロボロになる病気です。

 

まず細い動脈が傷んで機能しなくなります。

勃起を司るペニスの血管は細いので影響を受けやすいのです。

さらに神経を栄養する血管も痛み、神経が弱くなります。

なので

勃起させようとする信号が伝わりにくくなります。

信号は弱くなり、作動する血管も弱くなるのでEDまっしぐらです。

EDの人は、心筋梗塞脳梗塞になる確率が上がります。

 

余談ですが

血管が弱ることにより末梢(体のはしっこ)の血流が悪くなります。

すると怪我をしても栄養がいかなくなり、腐ってしまいます。

さらに糖尿病の人は神経も悪くなっているので、怪我をしても気づかないのです。

そして目の血管も障害を受け視力が低下します。進行すると失明します。

腎臓の血管も悪くなり腎不全から透析になります。

 

糖尿病は初期は血糖が高いだけですが、これほど怖い病気なんです。

 

生涯現役を目指すなら、生活習慣をあらためましょう!!

血糖が高くて〜なんて笑ってる場合じゃないですよ!

 

そして歳をとると

男性ホルモンは低下して血管の機能も低下します。

なので

EDになりやすくなります。

知らぬ間に朝立ちがなくなります。

 

朝立ちがなくなるということは、結構重要なサインなんですね。

 

健やかな勃起機能を保つには

男性ホルモン

血管機能

 

を保つことが大事です。

 

このブログをみて

健やかな勃起ライフを掴み取りましょう!

 

 Dr.Koba