早漏についてのまとめ記事です。
早漏とはセックス の際にすぐに射精してしまうことであり
おとこの悩みの中でもED・薄毛とともに御三家と言っても良いでしょう。
TENGAが施行した調査によると
日本国内で1300万人、男性の3.5人に一人が射精が早いことに悩んでいる
という結果があります。
さらに世界では5億人が悩んでいるとも、、、
男性にとってはとても大きな問題ですね。
早漏には医学的定義がありざっくりというと
・膣内(肛門内)に挿入して1分以内の射精
・それが毎回もしくはほとんど
・射精が早いことで精神的に苦痛を感じたり、セックス を避けるようになる
と定義されます。
1分以内とはなかなか早いです。
そして時々早くなることは早漏の定義には外れるわけです。
僕も時々みこすり半劇場になることがありますが、ほぼ毎回でないと早漏の要件を満たさないわけです。
さらに早くても気にしてなければ早漏にはならないということですね。
おおらかに1分よりは長いけど早くて困っている
くらいが日本での早漏に当てはまるかな
と思っています。
早漏を英語では
Premature Ejaculation (PE) と表記します。
premature ; 早すぎる、早熟な
ejaculation; 射精
ですね!
早漏については治療方法が色々とあります。
①行動療法
②局所塗布薬
③内服薬
④手術療法 です。
①行動療法
刺激に慣れて射精までの時間を伸ばす方法。
古典的には冷たい水と温かいお湯に交互につける方法や最近では炭酸水におちんちんをつける方法などあるようですが、効果のほどははっきりしません。
おちんちんを炭酸水につけて早漏が改善するかはわかりませんが
TENGAを使用することにより早漏が改善する可能性があります!
膣内射精障害に革命的治療をもたらした
tengahealthcare.comホームページでコメントをしている小堀先生は元僕の上司です!
TENGAリハの第一人者ですね!
先日行われた日本泌尿器科学会で福元先生も発表されておりました。
向かって左が福元先生、右が私(こば)
②おちんちんに感覚が鈍るお薬を塗布します。
日本で使用可能なものが大東製薬工業より発売されている
トノス
です。
局所麻痺薬と男性ホルモン製剤の混合薬
大東製薬さんは塗る男性ホルモンである
グローミン
も有名です。
③内服薬
精神治療薬の
セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)というお薬が早漏治療に効果があることが報告されています。
プリリジーというものが有名ですね!
海外では早漏治療に認可されていますが日本では未認可です。
精神系のお薬であり、内服する際には主治医としっかりと相談しましょう。
30秒程度だったものが2分以上に延長するようですね。
またED治療薬のバイアグラ・レビトラ・シアリスなども早漏改善効果を認めることが報告されています。
④手術療法
ペニスの知覚は陰茎背神経というものが担っています。
この神経が過度に発達していると刺激の入力が強すぎて早漏になるということが報告されています。
この陰茎背神経の分枝を処理することにより、早漏改善効果を認めるとの報告が出ました!
ただしこの手術はまだ報告段階であり、今後の発展が望まれます。
僕は期待していますがね。
またペニスの裏側には包皮小体というものがあり
包茎切除でこれを切除してしまうと遅漏になる方がいます。
包皮が性感帯の方は包茎手術が一つの早漏改善作用をもたらすかもしれませんが、感度が下がる可能性もあり慎重な対応が望まれます。
最悪の場合早漏は改善せず、感度だけ下がるということも考えられます。
今回は男性を悩ます
早漏についてまとめてみました。
早漏で悩んでいる方
まだまだ諦めるには早いです。
しっかりと主治医と相談して治療をススメましょう。