今回のテーマはオナ禁です。
ネットを検索しても色々な情報が出てきます
オナ禁とは文字通りオナニーを禁止するということ。
しかし、オナ禁にも色々宗派があり
セックスでの射精をOKとする宗派から、射精を一切禁止するストイックな宗派まで様々です。
色々と難しいところがあるので、
今回は
射精する・しないによる影響
を考えたいと思います
セックスとオナニーではホルモン動態が異なることが示唆されており
難しいので今回は触れません
オナニー = 自慰による射精 として話します。
オナ禁(射精禁止)で考えられること
①射精に伴うミネラル・たんぱく質の喪失を防ぐ
以前のブログでも触れましたが、亜鉛の消失量はバカになりません。
亜鉛は男性ホルモン維持に必須だけでなく、髪・肌の維持・生命の維持に欠かせないとても大事なものです。試算すると一回の射精で最大で1mgの亜鉛を失ってしまう計算です。
doctorkobakoba.hatenablog.comまた、精液には精子を保護するための様々なたんぱく質が含まれています。
これらを失ってしまうと体に色々とありそうですね。
オナニーばかりしていた方がオナ禁すると
亜鉛の喪失がなくなり、髪の毛やお肌が改善するということは
十分に考えられることです。
②テストステロン値の変化
オナ禁とテストステロン値について検討した報告があります
この報告によるとオナ禁7日後に急激な上昇を認め(145.7%上昇)、8日後には元に戻ったと報告されています
さらに、7日後にオナニーするグループ①としないグループ②に分けてその後のテストステロンレベルを調査した結果でグループ①では14日後にテストステロンの上昇を認めたのに対し、グループ②では上昇を認めなかった。
これは何を意味するかというと、7日以上禁欲をしてもテストステロンは上昇しないということを意味します。
7日→射精→7日(14日目)、ではテストステロンは上昇するが
7日→射精しない、もっと我慢して→7日(14日目)ではテストステロンの上昇を認めないということです。
テストステロンとオナ禁から考えると、7日に1度射精することがいいと言えるのかもしれません
オナ禁2周目ではテストステロンの上昇を認めませんでした
結論としては
・頻回のオナニーにより亜鉛やタンパク質を過剰に喪失している状態であれば毛髪や肌に良い影響がある可能性
・テストステロンのことを考えると長期のオナニー禁止はそれほど有用ではない
僕の推奨は
貝原益軒先生の
接して漏らさず(勃起はすれども射精せず)です!
オナ禁をしたい方は
一週間に一度程度射精する ライトオナ禁 がいいのではないでしょうか!
さらに
興奮・勃起するだけでテストステロンが上昇する可能性がありますので
毎日勃起だけさせて一週間に一度から二度射精
というのが
精子のことも考えると良いのかもしれませんね
どうしてもオナニーしたいという方
頻回の射精が前立腺癌を予防したという報告もあります
何事も一概には言えません
個人差が大きいですから自分の体と相談して
無理のないオナニーライフを送ってください!
最後に
射精を我慢するだけでモテモテということは考えにくいかな
と思います。